ご挨拶

2024年6月15日

東生駒南自治会 会長 野口 恵司

 南自治会の最北端の集合住宅に住んで40数年、大多数がお住いの戸建て住宅特有の事情には疎い面も多々ございますが、ご理解いただけますと幸いです。

 ご逝去された秋山前会長は、企画会社でのご経験を生かし、幅広い視点で地域を牽引する“プロデューサー”の役割を発揮され、50周年記念事業など、会員の皆様に喜んでいただける企画を数多く実現されました。
 一方、私の方は専門的な技術者としての経歴が長く、前会長のような幅広い能力はありません。しかしながら、幸いにも多彩な能力をお持ちの3名の副会長と、役員の皆さまのご支援をいただき、微力ではありますが全力を尽くしたいと思っております。

 特に、過年度からの懸案である「壱分北地域大規模開発計画」の対応では、前会長を先頭に、『住宅地の開発計画には反対していません。ただ、小学校前への幹線道路接続だけは見直していただきたい。』との立場から反対運動を進めてきましたが、昨年末、生駒市は開発計画を奈良県(開発許可権者)に提出しました。近々、更に困難な状況になることが予想されますが、「特別対策委員会」を中心に粘り強く対応してまいりますので、皆さまの更なるご理解ご支援をお願い申し上げます。

 話は変わりますが、私と自治会との関りは、偶然のきっかけで2018年にホームページの立ち上げから関わり始め、昨年度は前会長のご指導のもと、50周年記念事業の様々なイベントに携わりました。こうしてまるで必然のように、副会長を拝命して直ぐに前会長の跡を継ぎ、会長に推挙されることとなりました。「来るものは拒まず」をモットーとしていますので、皆さまと楽しく前向きに活動できればと思った次第です。

 唐突ですが、恩師の名誉教授が《偶然の必然》ということを言っておられました。本人は偶然と思っていても、実は周りの人がその人をよく観ていて、必然的にその人にとって最適な方向へ導いてくれている、との意です。
 そして必然につなげるためには、自治会のために最善を尽くすことが条件であることもよくわかっています。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。